13Sep
人の悩みを聞き、サポートする心理カウンセラー。全国各地の学校に派遣されているスクールカウンセラーや児童福祉施設や少年院など、活躍の場が広がっています。スクールカウンセラーや行政機関で働く心理カウンセラーの多くは、臨床心理士という資格を持っています。臨床心理士になるには、指定大学院や専門職の大学院などで教育を受ける必要があります。
ハードルの高い臨床心理士と比較して、心理カウンセラー、メンタルヘルス心理カウンセラー、メンタル心理インストラクター、といった資格は、民間の協会などが認定する試験に合格すれば、資格を取得できます。
種類が豊富な民間の資格は、仕事として成り立つかどうかは別にして、心について学びたい、自分の悩みを解決したい人にとって必要な学びの場となっています。学びたいと感じた時が学ぶ時。誰でも気軽に学べる講座を紹介します。
メンタル士心理カウンセラー®W資格取得講座
心理学の基礎から学び、心理的ストレスが招く症状やその要因、回復するための治療法が学べる講座。知識は、生活で役立てることができます。また、日本アロマメディカル心理セラピー協会主催の「メンタル士心理カウンセラー®」と日本インストラクター技術協会主催の
「メンタル心理インストラクター」の資格が取れる講座で、メールや電話をつかった在宅カウンセラーや臨床心理士、産業カウンセラーのアシスタント、介護の仕事、キャリアアップなどに活かせます。
講座の料金は、資格取得を目指すコースが59800円。試験が免除されるコースが79800円です。この講座は、「通信教育、諒設計アーキテクトラーニング」の通信講座です。
心理カウンセラーになりたい!心理カウンセラーの役割とは。
民間団体が実施する心理カウンセラーの種類は豊富にあり、心理カウンセラーの資格を取得する人も増えています。メンタルヘルスとは、心の健康を意味します。これは、単に心が病んでいるということではなく、一人ひとりが生き生きとした状態で社会に適応していることを示しています。あらゆる病気のなかで、心の病気を抱えている人は多く、またほかの病気と比較して
発見が遅れやすいという特徴があります。心が疲れる、バランスがくずれるのは誰にでもあることです。身近な人がそのことに気が付き、適切に対応してあげることが大切です。心理カウンセラーは、資格検定の講師や教室開講という仕事だけでなく、身近な人の心を気遣う大切な役目を担っています。
2015年、心理士の国家資格「公認心理師」が誕生しました。心理職を取り巻く環境は大きく変化しようとしています。心の病気に苦しんでいる人、心の悩みを抱えていることに気が付いていない人は、この世の中にたくさんいます。あなたの近くにもいるはずです。この機会に心理に触れ、誰かの役に立つ活動をはじめませんか。